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夏コミ直前に旅行記を書いてみる(後編)

後編。

2日目:
 この日は朝8時半頃に宿を出発。近鉄名古屋駅に向かい、急行電車に乗りました。
急行@近鉄名古屋駅

 急行電車に乗ってだいたい20分程度で桑名駅に到着し、そこからちょっと歩いて三岐鉄道北勢線の起点、西桑名駅に向かいます。そこで待っていたのは…
北勢線クモハ272
 可愛らしい黄色い電車が3両。しかしサイズは先ほど見た近鉄の急行電車よりも一回りも二回りも小型。
 そう、この北勢線は現在も生き残っている数少ないナローゲージの路線で、線路の幅が762mmしか無く、車両のサイズもそれに合わせて小型になっているのです。
 ちなみに近鉄名古屋線の線路の幅は1435mm、JR関西本線は1067mmですが、これらを合わせて3種類の幅の線路が並んだ踏切が西桑名駅の少し先に存在し、線路の幅の違いを見て確かめることができます。


 というわけでこの黄色い電車に乗り込み、まずは楚原まで向かいます。途中の東員駅でこれと遭遇。
奴
 知る人ぞ知る「奴」です。乗っていた電車と全く同じ270系電車ですが、このク271はその中でもある意味特別な存在です。2階建てになったり三角になったり空を飛んだり思いがけないところに現れたり…全てコラージュですがw
 訳が分からない人はとりあえずこれとかこれを見れば良いと思います。


 西桑名を出発して30分程で楚原に到着。乗ってきた電車が折り返し西桑名へ行くのを見届けてからしばらくして、阿下喜行きの4両編成の電車がやって来ました。
北勢線モ277


 実はこのモ277、1人掛けクロスシートというなかなか珍しい座席配置になっています。運転席のすぐ後にも1人掛けクロスシートがあるので前面展望も見やすい構造。但し非冷房です。
北勢線モ277の車内


 グォォォンという釣りかけ駆動特有の大きな音を10分間程響かせて、終点の阿下喜に到着。
 ところで、ク277は阿下喜側を向いた先頭車ですが、反対の西桑名側を向いた先頭車はどうなっているのかというと…
北勢線ク202

こんな感じで、このク202は今までの3両とは明らかに違う顔つきの電車です。そしてク277以外の3両の車内を見てみるとこんな感じ。
北勢線サ101の連接台車部分 北勢線サ201の元運転台部分
 まず左側の写真を見ると車両と車両の連結部分が随分広く、また段差も僅かですが、この車両、何と連接台車が使われているのです。そして右側の写真は先程乗っていたモ277(写真の連結部分から奥)のすぐ後の車両(サ201)ですが、連結部分の前に何も無い謎の空間があります。

 実は、元々この3両だけで編成を組んでいて、モーターも前後の各1両に搭載されていたのですが、このモータを積んでいる台車がかなり特殊な台車で、整備に手間取ったことからモーターと運転台を外されて動力の無い客車同然に扱われていました。その後、ク277と連結することになった時、ク202の運転台が復活し、サ201の方は通路が付いて今のような状態に落ち着いたというわけです。


 さて、このク202の左側を見てみると…
阿下喜駅のモニ226とホクさんとク202
 何やら古げな赤い電車と、その横を走る異様なまでに小さい電車がいます。これらは阿下喜駅に隣接している軽便鉄道博物館のものです。

 小さい電車の方はミニ電ホクさんといい、毎月第1・3日曜日に公開される軽便鉄道博物館の回りを一周しています。乗車無料。この日は写真の通り雨が降っていましたが、ホクさんの窓回りにビニールを付けて中の人が濡れないようにしていました。実際乗車したところ、ビニールを伝って中に入ってくる滴はあるものの、雨はよく防げていました。

 古げな赤い電車の方はモニ226といい、かつてこの北勢線を走っていた電車です。引退後は四日市市で保存されていましたが2008年に阿下喜に戻ってきました。戻ってきた当時は保存状態が悪くボロボロだったそうですが、現在では内装まで綺麗に復元されています。
 モニ226(1) モニ226(2)

 軽便鉄道博物館をゆっくり見学して楚原まで戻り、撮影の名所でもあるめがね橋を見に行きました。しかし雨は強くなる一方で、めがね橋から戻った時にはずぶ濡れになっていましたw

 ところで、めがね橋から楚原駅に戻る途中こんな物を発見しました。この角度から見るとちょっと立体的な警官と子供をかたどった交通安全の看板ですが…
馬面看板(1)

 これを正面から見るとこんな感じ。
馬面看板(2)
 幅が薄い。完全な板になり切れていなければ、立体にもなり切れていないなんとも中途半端な厚さです。


 楚原駅に戻り、再び西桑名を目指して進みます。その途中の前面展望ですが、確かこの辺りが例の「奴」の画像の撮影スポットだったと思います(今は家が建っていてあの当時とは風景が違う)。
「奴」の撮影スポットらしきところ?

 西桑名駅に到着した後、そこから桑名まで歩いて再び近鉄の急行に乗り込みます。次の目的地は、三重県にあるもう一つの軽便鉄道、近鉄内部・八王子線です。

 近鉄四日市に着き一旦改札を出て、内部・八王子線の乗り場に向かいます。一応近鉄四日市では自動改札のようです。
近鉄四日市駅の内部・八王子線乗り場改札

 しばらくすると、やはり軽便鉄道特有の小さな車体の電車がやって来ました。
内部・八王子線ク115

 まずは八王子線の方へ向かいます。といっても、10分にも満たないくらいで終点の西日野駅に着いてしまいました。
西日野駅
 かつてはこの先も線路が延びていたそうですが、1976年に水害による被害でその先の区間が廃止となり、今では内部線の日永駅から1駅区間だけ伸びる路線になっています。

 その20分後、1駅折り返して日永駅で下車。今度は内部線に乗車。乗り換えに危うく失敗しかけるも、運転手さんの計らいでなんとか乗車。ふう。
内部・八王子線ク162(1)

 ところで、内部・八王子線の電車の先頭にはこんな感じで両替機が付いてます。
内部・八王子線ク162(2)

 内部線も大して長い路線ではなく、やはり15分程度で終点の内部に到着。路線が短く、周辺も住宅街ばかりだからこうして近鉄の路線でいられるのだろうか…。ちなみに内部には車庫が併設されています。
内部駅(1) 内部駅(2)
 
 そしてだいたい20分後の折り返しの電車で近鉄四日市へ戻りました。思った以上に内部・八王子線は短い…。
 近鉄四日市に着いて、「折角だからちょっと近鉄特急に乗ってみよう!」ということになりました。
近鉄特急の切符

 そしてやって来た特急電車は…
近鉄特急(1)
 スナックカーこと12200系でした。といっても車内販売は既に無いですが…。車内は十分快適でした。

近鉄特急(2)
 近鉄名古屋駅に到着。乗ってきたスナックカーは到着後しばらくして大阪へ折り返していきました。しかし、その時流れる発車メロディの「ドナウ川のさざ波」が何とも言えない哀愁を漂わせていました。


 その後はぷらっとこだまで東京に戻って旅行おしまい。やはり軽便鉄道の列車は可愛いなあ…
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